ADOC-S(エードック・エス)は、先生や保護者、専門家そして子ども本人がイラストを選びながら一緒に目標を立て、教育支援計画を作ることができるアプリケーションです。
保護者面談や家庭訪問、教育相談の機会に、子どもの生活場面を表す68枚のイラストを見ながら、子どもが「好きな事」「できるようになりたいこと」「課題となっていること」などを共有し合って、みんなで教育支援計画を作ることができます。
ADOC-Sは、実際に学校や保育園でアドバイザーとして活動している作業療法士のプロジェクトチームと共同で開発しています。
ADOC-Sのイラストは、ICF(国際生活機能分類)から68項目を抽出し制作しています。目標設定機能では、「いつまでに」「どこで」「どのように」に対応したリストから文言を選ぶだけで、短期目標と長期目標を文章化することができます。
作成されたプランは、PDF形式でダウンロードすることもできます。また、ADOC-S公式サイトで無料提供されている「教育支援計画書Excel出力ソフトウェア」を使えば、ADOC-Sで作成されたプランをExcel形式で出力し、教育支援計画書で利用ことも可能です。
ADOC-Sは
-特別支援学校、特別支援学級の先生
-保育園、幼稚園の先生
-特別支援学校、特別支援学級に子どもを通わせている保護者
-子どもの自閉症やADHD、学習障害に悩んでいる保護者
にぜひお使い頂きたいアプリです。
- - - - - 各画面の紹介 - - - - -
1.トップ
ユーザーの新規作成機能とログイン機能を備えています。
2.データ選択
「新規作成」から、新しい生徒情報を登録します。
登録された生徒情報がデータ選択の画面にリスト表示されますので、任意の生徒を選択します。
3.活動選択
68項目のイラストから、子どもが「好きな事」「できるようになりたいこと」「課題となっていること」
などを選択します。イラストを押すたびに、1->2->3->4というように数字表示が変わります。
4.活動の優先順位付け
活動選択の画面で選択されたイラストが表示されます。その中から優先順位の高い活動を3つ選択します。
5.短期ゴール
優先順位付けをした3つの活動それぞれを「いつまでに」「どこで」「どのように」達成するかを、文言リストから選んで決めます。新規に文言を追加することもできます。
6.長期ゴール
短期ゴールを参考に、「いつまでに」「目標」の文言リストから適切だと思う文言を選択して、長期目標の文章を作成します。新規に文言を追加することもできます。
7.プラン確認
作成されたプランにメモを追記できます。プランはPDF形式でダウンロードできます。また、メールでデータを送信し、無償で提供される専用Excel出力ソフトを使って、教育支援計画書としてExcel形式にすることもできます。
■ADOC-Sに関する詳細は公式サイトをご覧ください。
ADOC-S公式サイト:http://adoc-s.lexues.co.jp/
■ADOC-Sへのご意見やご要望は、件名に「ADOC-Sについて」と表記の上、メールにてお問い合わせください。
ADOC-Sユーザーサポート窓口:[email protected]
■モニターも募集しております。期間、条件等につきましてはお気軽にユーザーサポート窓口までお問い合わせください。